目次
高配当株とは?
「高配当株」は、保有しているだけで比較的多くの配当金をもらえる株のこと。
私基準で言うと、高配当株は3.5%以上の配当金がもらえる株のことを指します。
🔷 配当金とは
企業が出した利益の一部を株主に還元するお金のことです。
例えば、1株あたり100円の配当がある場合、100株持っていれば 10,000円 がもらえます。
配当利回りのしくみ
配当利回り(%)= 年間配当金 ÷ 株価 × 100
例 | 結果 |
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株価:2,000円、年間配当:100円 | 配当利回り:年5% |
株価:1,000円、年間配当:50円 | 配当利回り:年5% |
※配当利回りが高いほど、少ない投資額で大きなリターンが得られるイメージ。
※単純計算ですが、配当利回りが5%の場合、20年持っていれば株価と同じ金額の配当金が合計でもらえることとなります。
高配当株のメリットとデメリット
メリット | 解説 |
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不労所得になる | 働かなくても毎年配当金がもらえる |
配当金が計算しやすい | 株価が上がったり下がったりしたとしても、 もらえる配当金はあまり変わらないことが多い |
配当金が増える(増配)可能性 | 業績が良い企業は、増配してくれることもしばしば。 例えば、1株で100円だったのが、 ・翌年は10%アップの110円 ・その翌年はさらに10%アップの121円 などはざらにあることで、直近、上場企業全体平均すると、毎年7%くらいの増配率とのこと |
老後の資金源にしやすい | 毎年一定の配当を生活費に充てられる |
デメリット | 解説 |
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株価が下がると損をする | 高配当でも含み損が出るリスクあり |
配当金が減る(減配)可能性 | 業績悪化時に企業が配当を減らす場合も |
銘柄選びが重要 | 利回りが高くても不安定な企業もあるため要注意 |
高配当株を買うまでのステップ
- 証券口座を開設
⇒ SBI証券・楽天証券が定番です - 銘柄を調査・選定
⇒ 配当利回り・業績・配当性向・財務安定性などを見る - 100株単位で購入
⇒ 日本株は基本「単元株(100株)」で購入 - 配当を受け取る
⇒ 権利確定日に保有していれば、指定口座に入金されます
銘柄選びのポイント
チェック項目 | 解説 |
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配当利回りが3.5~6%程度 | 高すぎると減配リスクあり(8%以上は注意) |
安定した業績か? | 売上・利益が安定 or 増加傾向 |
配当性向が高すぎないか? | 目安は40〜60%。利益以上に配当していないか要チェック |
株主還元の方針 | 配当方針が明確か?IRで確認できます |
セクター分散 | 通信・商社・金融など複数業種でリスク分散を図ると◎ |
まとめ|高配当株で資産形成を始めよう!
✅ 高配当株は 株を持っているだけで毎年お金がもらえる資産
✅ 銀行預金よりはるかに効率的にお金を増やせる可能性あり
✅ 「減配しにくい企業」や「財務が安定している会社」を選ぶのがコツ
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