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生命保険料控除のために保険加入?実は「資産運用」と比べてどうなのかがわかるシミュレータ

目次

生命保険料控除つき保険 vs 資産運用シミュレータ

生命保険料控除つき保険 vs 資産運用シミュレータ

入力

1〜50年
課税所得の算出方法は こちら
例:5〜7%
※一般枠。制度ごとの段階式と上限を自動適用。
総払込に対する返戻率:自動計算

合計の比較(最終時点)

保険トータル
返戻金:
節税を毎年積み立てた将来価値:
運用(同額を年利で積立)
将来価値(年末積立):
差(保険トータル − 運用)

年次推移(見える化)

最終内訳(スタック・バー)

詳細(内訳・前提)

支払と受取の内訳
項目金額
総支払額(= 月額×12×年数)
保険:返戻金(入力または率から算出)
保険:節税(年間・概算)
保険:節税(累計)
保険:節税を毎年積み立てた将来価値
運用:将来価値(年末積立)
生命保険料控除の計算式(新・旧制度/一般枠)
新制度(上限: 所得税4万/住民税2.8万)/ 旧制度(上限: 所得税5万/住民税3.5万)
※段階式と上限はコードに実装済み

シミュレーションで感じてほしいこと

「生命保険料控除で節税できるから」と積立型の保険に入っている方は少なくありません。
確かに、毎年の所得税・住民税が安くなるのは魅力的です。

しかし──本当に「節税のために保険」という選択が得なのかどうか、冷静に比較したことはあるでしょうか?
積立型保険の返戻金と、同じ金額を資産運用に回した場合の将来価値をシミュレーションすると、意外な結果が見えてきます。

節税効果は思ったより小さい

生命保険料控除には上限があります。新制度なら所得税は最大4万円、住民税は最大2.8万円までしか控除されません。
つまり、どんなに大きな保険料を払っても「節税できる額」は頭打ち。特に高所得層でも、節税効果は想像より小さいケースが多いのです。

保険のお金は「死に金」になりやすい

保険料として払い込んだお金は、原則として途中で自由に引き出せません。
途中解約すれば元本割れのリスクも大きくなります。

生命保険料控除は確かにうれしいのですが、その年に払い込んだお金は低金利で運用され続けます。

具体的には以下シミュレータでシミュレーションしてみてください。
返戻金/返戻率によっては、何十年と超低金利で運用され、まさに「死に金」になる可能性があります。

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資産運用との比較で見えてくる差

今回のシミュレータでは、

  • 毎月の積立額
  • 積立期間
  • 課税所得(限界税率)
  • 想定運用利率
    を入力するだけで、
    「保険(返戻金+節税の将来価値)」と「資産運用」のどちらが有利かを簡単に比較できます。

実際に試してみると、節税メリットを含めても「運用のほうが資産形成に有利」というケースが少なくありません。


メッセージ

もちろん、保険には「保障」という大きな役割もあります。
ただし、「節税のために保険に入る」という考え方は危険です。
保障が本当に必要かどうかを見極めたうえで、余剰資金は運用に回したほうが効率的であることが多いのです。

まずは、このシミュレータでご自身の条件を入れて確かめてみてください。
「控除で得しているつもりが、実は運用の方がずっと効率的だった」という気づきを得られるかもしれません。

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